陳行政院長、健康問題で辞任 後任に内閣ナンバー2の江氏
(台北 1日 中央社)総統府は31日夜、行政院の江宜樺・副院長(52)を行政院長とし、毛治国・交通部長(64)を副院長とする人事を発表した。
今回の人事異動に伴い、昨年2月に発足した陳冲内閣は2月7日総辞職すると「中国時報」が1日付で報じた。現職の陳冲・行政院長(63)は先月下旬、健康問題で馬英九総統に正式に辞意を伝えた。
次期行政院長に内定した江宜樺氏は1993年、米エール大学で政治学博士号を取得、1995年から台湾大学教授を務める。2008年総統選挙で国民党候補の馬氏のマニフェスト作成に携わったのがきっかけで政界入りした。内政部長などの要職を歴任したのち、2012年2月に行政院副院長に就任した。
写真=昨年8月、台風9号の接近で中央災害対応センターを視察する陳冲・行政院長(右)と江宜樺・副院長(左)
今回の人事異動に伴い、昨年2月に発足した陳冲内閣は2月7日総辞職すると「中国時報」が1日付で報じた。現職の陳冲・行政院長(63)は先月下旬、健康問題で馬英九総統に正式に辞意を伝えた。
次期行政院長に内定した江宜樺氏は1993年、米エール大学で政治学博士号を取得、1995年から台湾大学教授を務める。2008年総統選挙で国民党候補の馬氏のマニフェスト作成に携わったのがきっかけで政界入りした。内政部長などの要職を歴任したのち、2012年2月に行政院副院長に就任した。
写真=昨年8月、台風9号の接近で中央災害対応センターを視察する陳冲・行政院長(右)と江宜樺・副院長(左)