21日より北海道札幌市の真駒内セキスイハイムアイスアリーナを舞台に行われる、全日本フィギュアスケート選手権。年内最後の大一番を目前に、フジテレビ「すぽると!」(19日深夜放送)では、浅田真央のインタビューを放送した。

「手ごたえはすごい感じていますね。あとは自分がどれだけ上を目指していけるか」と切り出した浅田は、今月ソチで開催されたGPファイナルで4年ぶり3回目の優勝を飾るなど、今年前半の不調がウソのような見事な復活を遂げた。

自己ワーストの6位に終わった昨季の世界フィギュアについて、「世界選手権終わった後は、今後の目標が見えてこないので、それですごく悩んでいて“スケートどうなのかなぁ”って」と、当時の心境を吐露するも、今季初戦となったGPシリーズ中国大会では、トリプルアクセルを封印し、演技の完成度を高めたことで復調に成功した。

「それ(トリプルアクセル)を入れなければいけないということではないので、自分がちょっと忘れた頃にまた入れられればいいかなって。(いつかは、トリプルアクセルを?)時の流れに任せます」と語った真央は、「会場見たりとか、色んなソチオリンピックのグッズなど買って、すごいワクワクした気持ちが沸いてきた。(グッズは)Tシャツとベストとジャケットを買って、練習の時に着て、ちょっとでもモチベーションが上がれば」と、ソチ五輪にも言及する。

そして、間近に迫った全日本については、「自分は3回転-3回転やトリプルアクセルをやっていた時期があるので、そこに到達して完璧な演技をした時にようやく100%の喜びを自分にもあげることができるかなと。まずは全日本まで、自分の目指すトリプルアクセルなどを練習してみて、ですね」と話し、トリプルアクセル復活をも視野に入れ、意気込みを語った。