ロンドン・オリンピックで金メダル獲得を目指すブラジル代表。マノ・メネゼス監督はDFチアゴ・シウバにキャプテンマークを渡したのに続き、18名の代表メンバーを発表した。

イタリアでプレーする選手は、計4名。T・シウバのほかに、ミランFWアレシャンドレ・パト、インテルDFジュアン、そしてフィオレンティーナGKネトだ。オーバーエイジ枠で選ばれたのは、レアル・マドリーDFマルセロ、ポルトFWフッキ、そしてキャプテンのT・シウバである。

一方、予備招集で選ばれていたMFフィリペ・コウチーニョは落選となった。パトは負傷続きのシーズンだったが、メネゼス監督は5月と6月の国際親善試合で彼を招集し、信頼を与えていた。メネゼス監督はDFジュアンについて、「最近の親善試合で非常に気に入った」と称賛している。

メネゼス監督はA代表との兼任で、今回のロンドン五輪出場者の多くが、2014年ワールドカップにも招集されるとしている。ブラジルはロンドン五輪でエジプト、ベラルーシ、ニュージーランドと同組。今回発表された18名は以下のとおり。

GK: ラファエウ(サントス)、ネト(フィオレンティーナ)

DF: T・シウバ(ミラン)、ラファエウ(マンチェスター・ユナイテッド)、アレックス・サンドロ(ポルト)、ダニーロ(ポルト)、ブルーノ・ウリビ(サンパウロ)、マルセロ(レアル・マドリー)、ジュアン(インテル)

MF: サンドロ(トッテナム)、オスカル(インテルナシオナウ)、ロムロ(スパルタク・モスクワ)、ルーカス(サンパウロ)、ガンソ(サントス)

FW: パト(ミラン)、ネイマール(サントス)、レアンドロ・ダミアン(インテルナシオナウ)、フッキ(ポルト)

なお、バックアップメンバーには、ミランの新GKガブリエル、コリンチャンスDFマルキーニョス、ドニプロMFジュリアーノ、サンパウロMFカセミロが入っている。