続編でのファンドラル役に白羽の矢が立ったザカリー・リーヴァイ

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 マーベル・スタジオが、映画『マイティ・ソー』の続編で、テレビドラマ「CHUCK/チャック」で主人公チャックを演じたザカリー・リーヴァイに白羽の矢を立てたことがHollywood Reporterなど複数のメディアによって明らかになった。

 ザカリー・リーヴァイは、ソーの護衛の三銃士の一人、ファンドラルを演じたジョシュア・ダラスが続投が不可能になったことを受けての出演になるという。ジョシュア・ダラスの降板は、ABCネットワークのテレビドラマ「ワンス・アポン・ア・タイム(原題) / Once Upon A Time」とスケジュールが重なってしまったという理由だ。三銃士のほかの二人、ホーガンを演じた浅野忠信とヴォルスタッグを演じたレイ・スティーヴンソンは引き続き同役で『マイティ・ソー』続編に出演するという。 ザカリー・リーヴァイは、もともとファンドラル役をオファーされていたが、NBCネットワークのヒットドラマ「CHUCK/チャック」とスケジュールの折り合いがつかず、出演に至らなかった経緯がある。

 『マイティ・ソー』続編は、高い評価を得ているテレビドラマ「MAD MEN マッドメン」の監督をつとめていたアラン・テイラーがメガホンを取る。また主演のクリス・ヘムズワースをはじめ、ナタリー・ポートマン、イドリス・エルバ、アンソニー・ホプキンスの再出演も確定しており、悪役には映画『007/カジノ・ロワイヤル』のマッツ・ミケルセンが交渉中だ。

 日本人としては前作でハリウッド・デビューを飾った浅野忠信が着実にハリウッドでキャリアを築いているのに思わずうれしくなるニュースでもある。撮影は7月スタートとのこと。(後藤ゆかり)