国土交通省が発表した2011年11月の新設住宅着工戸数は、7万2635戸(前年同期比0.3%減)と、3カ月連続の減少となった。季節調整後の年率換算については、84万5000戸と先月の70万戸台からやや持ち直した。
種別では持家が2万5849戸(前年同期比5.1%減)と3カ月連続の減少、貸家が2万4446戸(同8.5%減)と3カ月連続の減少、分譲住宅は2万985戸(同13.1%増)と2カ月連続の増加となった。また分譲住宅のうちマンションが1万1105戸(同24.5%増)と大幅に増加、一戸建住宅は9751戸(同2.6%増)と3カ月ぶりの増加となった。

地域別戸数
■首都圏 総戸数(前年同月比 6.6%増)
持家(同 3.8%減),貸家(同 2.9%減),
分譲住宅(同 10.8%増)
うちマンション(同 14.7%増),うち一戸建住宅(同 4.0%増)
■中部圏 総戸数(前年同月比 12.3%減)
持家(同 6.6%減),貸家(同 22.1%減),
分譲住宅(同 9.7%減)
うちマンション(同 27.4%減),うち一戸建住宅(同 3.1%増)
■近畿圏 総戸数(前年同月比 4.8%増)
持家(同 9.9%減),貸家(同 7.6%減),
分譲住宅(同 32.1%増)
うちマンション(同 99.0%増),うち一戸建住宅(同 1.7%増)
■その他地域 総戸数(前年同月比 4.5%減)
持家(同 3.9%減),貸家(同 9.8%減),
分譲住宅(同 14.4%増)
うちマンション(同 35.3%増),うち一戸建住宅(同 0.2%減)