19日、エース・内海哲也の力投により、中日を下して4位に浮上した巨人。だが、(同率)2位の中日&阪神とは既に7.5ゲームの差があり、ファンのストレスは溜まるばかり。今月初旬、巨人・渡邉恒雄球団会長もまた、一部メディアに対し「統計的には(優勝は)もう無理」「誰が、どうして、こんなにしたのか。ちゃんと解明する」と発言するなど、低迷するチームに怒り心頭の様子だ。

そんな中、同日(火)発売の「週刊アサヒ芸能」(7.28号)では、『ついに巨人「江川卓監督」が動き出した!』という見出しで、原巨人の舞台裏を伝えている。

同誌にコメントするスポーツ紙デスクは「原監督は今年で3年契約が切れる。岡崎郁ヘッドコーチ(50)など、フロント主導で決めたコーチ人事もありますが、原監督と現役時代に一緒にやっていた後輩たちが中心。『お友達内閣』と揶揄されるゆえんです。球団幹部も、『原は言うことを聞かない』と不満を募らせており、クライマックスシリーズ進出を逃せば、原監督の生き残りはなくなるでしょう」と語っており、原続投の可能性は低いという見解だ。

それでは、その後継者は誰になるのか。日本テレビ関係者は「巨人戦の放送は今やBSやCSが主体。地上波中継は激減し、視聴率も7%前後という低飛行を続けているため、何とか起爆剤が欲しい。そこで日テレ内では今、『ポスト原』候補として数人がリストアップされています。その一番手が、切り札的な存在である、江川卓氏(56)=現・野球解説者=なのです。実際、読売グループや日テレには、江川氏登板を信じている人はいますよ」というのだ。

事実、今年になって、取材で球場を訪れた江川氏が積極的に原監督やコーチ陣と話をするなど、これまでにはなかった動きを見せている。また、球団関係者は「仕事でもないのにナゴヤドームへ行き、監督室に直行したことがありました。江川氏は中日・落合博満監督(57)とは以前から親しく、落合監督も江川氏のことを認めている。実は江川氏は落合監督に、巨人監督就任問題について相談しているんですよ」と明かした。その他にも、過去にも一度あったという江川氏への監督の打診や、高橋由伸と行った食事会のことなどを取り上げている同誌。こちらも是非チェックしてほしい。

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