アーセナルFWアンドレイ・アルシャビンの代理人であるデニス・ラフター氏が、スペイン『マルカ』の中で、シーズン後に同選手がユヴェントスへ移籍する可能性もあると語った。

「アンドレイがユヴェントスへ行く可能性はある。ただ、見直さなければいけない状況があり、それらが合意を妨げるかもしれない。まず何より、アーセナルはプレミアリーグで今年優勝するかもしれない。これはすべての選手の夢だ。さらに、アーセナルは少なくとも2000万ユーロ（約21億6000万円）を求めている」

ラフター氏は今冬のマーケットでアルシャビンが移籍する可能性を排除しなかったものの、難しいことだとの見解を示している。

「１月に移籍する可能性はあるかもしれない。だが、彼は（アーセナルと）契約を結んでいる選手であり、現時点で具体的なことは何もない」

一方、フィオレンティーナDFマヌエル・バルガスには、新たな移籍の可能性が浮上しているようだ。負傷もあって満足いかないシーズンを過ごしている同選手だが、以前にも関心が伝えられたバイエルン・ミュンヘンが、再びバルガスを狙っていると言われる。

さらにここへきて、ルチアーノ・スパレッティ監督率いるゼニト・サンクトペテルブルクも、バルガスに興味を示してきているようだ。スパレッティ監督は「複数のポジションをこなせる選手で、フィジカルの力も素晴らしい。見事な左足を持っている。もちろん、複数のクラブが関心を抱くだろう」とコメントしている。なお、ゼニトはスパレッティ監督がかつて指揮したウディネーゼのDFフェリペにも関心を寄せていると言われる。

ミランはDFオグチ・オニェウを今季終了までのレンタル移籍でトゥエンテに放出した。ミランは以前からローマとの契約が今季で満了となるDFフィリップ・メクセスへの関心が報じられている。ミランは特に有効的な関係にあるローマに対し、こういった類の嫌がらせはしたくないと考えているが、ローマが１月にメクセスを売却するとなれば、後に引くことはないだろう。