カタールで開催中のアジアカップで2大会ぶり4度目の優勝を狙う日本代表は、9日に1次リーグ初戦でヨルダンと対戦するも、1-1という不本意な結末に。同夜、テレビ朝日「やべっちF.C.」では、サッカー解説者・セルジオ越後氏が「30点」という厳しい評価を付けた。

「相手が引いてくるのは、誰でも予想しただろうし、日本がボールを支配するのも、その通りの試合になったんですけど、点を獲りにいく貪欲さが全然感じなかったんですね」というセルジオ氏。

対戦相手のヨルダンについては、「うまいチームだとは思わないですね。激しいチームですね。引いてやるというのは予測してたんですけど、日本も技術は持ってるけど、気持ちがね。ロスタイムにだけ、（貪欲な）サッカーやっても追い込まれてるから、もっと最初からやるべき」と苦言を呈し、「個人的に一番惨めっつーのは、最後に日本が引き分けて喜ばなければいけないという試合だったこと。勝たなくてはいけない試合だった」と悔やんだ。