サッカーのイイ話!? 誰かに語りたくなる8つのフェアプレー
サッカーのフェアプレーは、相手が怪我していたり、倒れていたらボールを外に出してプレーを一旦中断させるだけではありません。あなたがサッカーをやっているとして、想像してみてください。プレー中、相手ゴールキーパーが急に倒れ込んで、シュートを打てば確実に点が取れるという状況を。あなたはシュートを打てますか? それとも打てませんか? サッカーのフェアプレー精神を感じさせる、ちょっとイイ話的な8つのフェアプレー動画を紹介したいと思います。この動画を見たら、サッカーっていいなって思えたり、誰かに語りたくなるかもしれません。
■フェアプレー其の壱
ここ最近のフェアプレーで一番感動したのはコレでしょうか。ノッティンガム・フォレストとレスター・シティの1戦。確かカーリングカップだったと思うんですが、ノッティンガム・フォレストが1点リードしている状況で、ハーフタイムにレスター・シティのクラークが心臓発作を起こして病院に運び込まれてしまいます。そして、レスター・シティは試合どころじゃないとノッティンガム・フォレストと話し合い、この試合は中止されることに。ノッティンガム・フォレストは1-0で勝っていたのに、再試合することになってしまいました。後日行われた再試合では、なんとレスター・シティが再試合に応じてくれたノッティンガム・フォレストに感謝の気持ちを込めて、試合開始直後に1点あげるという何とも言えないフェアプレーが行われたのでした。
■フェアプレー其の弐
これはかなりカッコいいです。ディ・カーニオさすが。相手GKが飛び出したシーンでそのまま倒れ込んでしまうのですがプレーは続行。そしてボールがディ・カーニオの前に飛んでくるのですが、そのボールをディ・カーニオは手でキャッチ。自らファールをおかしてプレーを切るのでした。
■フェアプレー其の参
相手チームにボールを返そうとしたのですが、なんとそのボールがそのままゴール! 相手はもちろんのこと、蹴った本人も唖然という感じです。そして、こんな形でゴールしてしまったアヤックスは、フェアプレーの精神のもと相手チームに1点を献上しました。
■フェアプレー其の四
コーナーキック時、ゴール前で何かあったんでしょうか、守備側の選手がゴール前で倒れてしまいます。その後もプレーは続けられますが、ゴール前に選手が一人残っているので、オフサイドはほぼなし状態! その隙を突いてチャンスを迎えるのですが……。
■フェアプレー其の五
相手タックルでPKを取ってもらうんですが……。なんと攻撃側の選手が「いやいやPKじゃない」と言ったんだとか(残念ながらこの映像にはそのシーンは映ってません。リプレイ映像が入ってる)。そしてPKの判定は取り消され、ゴールキックで再開されます。
■フェアプレー其の六
イランでの試合のようなのですが、相手ゴールキーパーが飛び出してきて味方のフォワードと接触し、ボールがこぼれてきます。さあゴールキーパーはいないし、ゴールはがら空き、もうあとは蹴り込むだけ。でも、ゴールキーパーが倒れているためボールを外に出しちゃうというフェアプレー。
■フェアプレー其の七
セリエAのレッジーナ対アスコリ戦で起こったシーン。一旦ゲームを切ろうとレッジーナの選手がボールを外に出そうとしますが、そのボールをアスコリの選手がカット! そしてそのままゴールしてしまいます。もちろんゴール後、レッジーナの選手たちはブチ切れて審判に猛烈と抗議。そして、反省した(?)アスコリはレッジーナに1点取らせてあげるのでした。
■フェアプレー其の八
相手のタックルを受けてアンブロジーニはバランスを崩し、ファール! と思いきや、アンブロジーニはファールを“とってくれた”審判に向かって「今のはファールじゃない」と伝え、ジャッジを否定。審判もアンブロジーニの言葉を受け入れて、ゲームは相手ボールから再開されました。
いかがでしたでしょうか? こういうフェアプレーを見ると、なんだかやさしい気持ちになりますね。
・記事をブログで読む