ドイツのオーバーハウゼン水族館のタコ「パウル君」がワールドカップ(W杯)南アフリカ大会での試合結果について勝敗を予言し、そのすべてを的中させたことが世界的に大きな話題となっているが、中国中央電視台(CCTV)のコメンテーター劉建宏氏が「人間によって操作されているに違いない」と懐疑のコメントを発表した。華商早報が報じた。

 試合の勝敗について多くの専門家が予想を外すなか、「1匹のタコがまるで神のように的中させていることについてどう思うか?」と質問を受けた劉建宏氏は、「あのタコは人間によって操作されているのだと思う」と語った。

 劉建宏氏は、「タコの占いの背後では、多くの専門家が複雑な分析を行っているに違いない。分析の結果がでたらタコに結果を選択させるだけだが、これはちょっとした常識がある人ならばすぐに思いつくはずだ」と語り、専門家がはじき出した結果のほうにタコが好きな食べ物を入れておいたに違いないと指摘した。

 続けて、劉建宏氏はタコの予言は水族館が人集めのために計画したのだろうと推測し、「パウル君の背後で企画を立てた人びとや水族館が私の発言で損失を被るようであれば、私のところに来るように伝えてくれ」と自らの発言に自信を示した。 (編集担当:畠山栄)



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