南アフリカ大会で行われているサッカーワールドカップ(W杯)で韓国は予選リーグ突破を決め、韓国中が歓喜に包まれているが、中国メディア・鳳凰網は23日、「韓国は予選突破を喜ぶだけでは物足りず、中国サッカーの凋落(ちょうらく)ぶりを嘲笑(ちょうしょう)して喜んでいる」と報じ、中国ネットユーザーの間で大きな論議を呼んでいる。

 報道によれば、朝鮮日報のウェブサイトが「韓国人はいつワールドカップで優勝できるだろう?」との記事を掲載した際、W杯南アフリカ大会とは直接関係のない中国人サッカーファンが落胆している写真を掲載したという。

 さらに一部韓国メディアは、「韓国人がいつワールドカップで優勝できるかを神にたずねると、『50年後』との答えが返ってきた。日本人が同様の質問をすると、『100年後』との答えが返ってきたが、中国人が同様の質問をしても、神は何も言わなかった」と報じたという。  これに対し鳳凰網をはじめとする中国メディアは、「韓国メディアは、中国サッカーファンは韓国サッカーを羨ましがっていると報じた」と反論すると、中国ネット上でも大きな反響を呼んだ。

 ネットユーザーの一人は、本当のことではあるが、そこまで調子に乗らなくても・・とコメントを寄せたほか、韓国はアジアのために勝ったなどと言っているが、今回でそれがウソだと分かったなどといったコメントが寄せられている。(編集担当:畠山栄)



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