中村俊輔と本田圭佑、日本代表においてチームの軸となるのは果たしてどちらか?

日韓W杯で日本代表をベスト16に導いた、元代表監督・フィリップ・トルシエ氏が、日本テレビ「Going! Sports&News」のインタビューに答えた。

「(ここまでの)結果は関係ありません。W杯前に戦術は明かせませんから。強化試合の目的は、多くの選手をプレーさせることで、コンディションのよい選手、戦う準備のできている選手を知ること」と切り出したトルシエ氏。

“中村俊輔と本田圭佑、スタメンはどちらか?”という問いには、なんと、ホワイトボードに予想されるスタメンを書き出したのだった。

GK:楢崎
DF:中澤、闘莉王、長友、今野
MF:稲本、長谷部、大久保
FW:森本
と、列挙したトルシエ氏は、その最後にトップ下で本田、右サイドで中村の名前を書いた。

「本田と中村はタイプが違うので共存が可能です。中村は空いたスペースをうまく使うことができる。局面を変える力と決定的なパスを出せる力。本田は、攻撃の突破口を開く選手。どんどんシュートを打つ。プレイエリアも能力も違うので共存は可能」と説明した。