【Sports Watch】大学院生となった桑田「人生には代打もリリーフもない」
「全てにおいて、野球界に恩返しがしたい」。こう語るのは、昨年引退した桑田真澄だ。
現在は、41歳ながら早稲田大学大学院に合格し、スポーツマネージメントの勉強に明け暮れる桑田に、日本テレビ系列『SUPERうるぐす』(8日放送分)が密着した。
1985年のドラフト時を振り返って、「ジャイアンツに入るため、裏工作のために早稲田を使っていると思われていたのが本当に残念だった」と語る桑田は、その早稲田大学大学院でスポーツマネージメントを専攻、週5日の授業は深夜にも及び、2週間に一度はゼミでレポートを発表するという多忙な毎日を過ごしている。
その傍らで桑田は、スポーツ文化人として、様々なスポーツイベントからお呼びがかかる。だが、「人生には代打もリリーフもいないんですよ」という己の哲学通り、始球式の一球でも入念なウォーミングアップを行い、実際のボールも全力で投げ込み、一つ一つの仕事もまさに全力でぶつかっていく。
また、仕事先のホテルには大量の資料を持ち込み、勉強に励む桑田。大学院での発表準備を行いながらも、「自分が調べたデータに照らし合わせていくと、プロ野球は大変です。そのために今やってる勉強が大事」と、プロ野球界の現状に警笛を鳴らした。
実際の発表でも、桑田は「野球道の理念に基づいた野球界のさらなる発展策について」という研究テーマを掲げる。研究発表後には、他の生徒から、日本人選手のメジャー流出問題について質問を受けたが、「僕は行くべきだと思います。行きたい人はどんどん背中を押して行ってきなさいと。でも、もうアメリカなんか行きたくない。日本のプロ野球でやりたいんだっていう素晴らしい組織にしたい。日本の野球界すごいな。一年でもここでやりたい(と選手が思うような)組織にしたい」と、熱く語った。
現在は、41歳ながら早稲田大学大学院に合格し、スポーツマネージメントの勉強に明け暮れる桑田に、日本テレビ系列『SUPERうるぐす』(8日放送分)が密着した。
1985年のドラフト時を振り返って、「ジャイアンツに入るため、裏工作のために早稲田を使っていると思われていたのが本当に残念だった」と語る桑田は、その早稲田大学大学院でスポーツマネージメントを専攻、週5日の授業は深夜にも及び、2週間に一度はゼミでレポートを発表するという多忙な毎日を過ごしている。
また、仕事先のホテルには大量の資料を持ち込み、勉強に励む桑田。大学院での発表準備を行いながらも、「自分が調べたデータに照らし合わせていくと、プロ野球は大変です。そのために今やってる勉強が大事」と、プロ野球界の現状に警笛を鳴らした。
実際の発表でも、桑田は「野球道の理念に基づいた野球界のさらなる発展策について」という研究テーマを掲げる。研究発表後には、他の生徒から、日本人選手のメジャー流出問題について質問を受けたが、「僕は行くべきだと思います。行きたい人はどんどん背中を押して行ってきなさいと。でも、もうアメリカなんか行きたくない。日本のプロ野球でやりたいんだっていう素晴らしい組織にしたい。日本の野球界すごいな。一年でもここでやりたい(と選手が思うような)組織にしたい」と、熱く語った。