男として福山雅治を誉めてみるっ!/中村 修治
福山雅治さん(以降、敬称略)は、今度の2月で40才である。長崎県出身O型。2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」の主役にも抜擢されるなど、いつまでも「旬」の不惑である。
その魅力は何か?
そもそも張り合うつもりもないが、「男」としての魅力を嫉妬は抜きで考えたいと思う。
そこには、きっと、経営者の生き方に通じるものがある。


福山雅治の魅力を語る上で、恰好の材料が出た。
『ダ・ヴィンチ』2008年11月号「Studio Interview 福山雅治」だ。
ふたつの印象的な話しをされているので抜粋する。

ひとつめは、「宇宙の話し」。
アポロ宇宙飛行士たちが、自ら撮影したという写真が満載された『FULL MOON』という写真集は、「カメラ」と「宇宙」が趣味の福山雅治には、たまらない魅力があるらしい・・・そのことについてのコメントだ。
「宇宙飛行士にもっとも必要な条件って、何だか 知っていますか? ”人柄がいいこと”らしいんですよ。長時間にわたって、狭くて暗いところで共同生活を送らなくちゃならないので、どんなに知力、体力に 優れていても”嫌な人”だったらダメだというんです。子供のころから宇宙にあこがれていたので、宇宙飛行士になりたいって思ったこともありましたけど、それを聞いて、オレ、いい人じゃないから、絶対無理だって(笑)。トイレの順番だとか、きっと小さいことで、すぐもめますよ。なので、飛行士として宇宙に行 くのは断念して、来るべき宇宙旅行時代の到来に備えて、せいぜい蓄えを増やすことにしました(笑)」

「宇宙=ロマン」の話しを「人柄=実生活」の話しへと結びつけ・・・自分は、いい人じゃないからと卑下して、笑い話にする。
何気ないけど、素敵だ。くそぉ・・・。
カメラが好きだからそうなるのか、
そもそもそういう資質があるのか。
福山雅治は、見ているモノの振幅の幅が、上下左右に広い。


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