マンチェスター・ユナイテッドのFWカルロス・テベスは、新オーナーの就任で大きな資金力を得たローカル・ライバルのマンチェスター・シティについて、「トップに近づくだろう」と語った。

 移籍期限直前にレアル・マドリーからFWロビーニョを獲得し、サッカー界に大きな衝撃を与えたマンC。その動きについて、同じマンチェスターに本拠地を置くマンUのテベスは、ライバルチームの戦力を高く評価し、特にロビーニョについては、「活躍は間違いない」と語っている。

「ロビーニョはマンCのクオリティを大きく上げるだろう。素晴らしい選手だし、ファンも彼のプレーを見たがるはずさ。世界でも随一のエンターテイナーさ。プレミアのDFたちにとってはたまらないだろうけどね。マンCは戦力を充実させてきている。ロビーニョだけじゃなく、パブロ・サバレタやマルティン・ペトロフ、そしてエラーノを揃える選手層は驚異的だよ。今年は優勝争いに絡んでくるかもしれないね。」
 
 マンUで2シーズン目を迎える、今シーズンのテベス。昨シーズン2敗を喫したマンチェスター・ダービーについて、「今シーズンのダービーはとても大きな意味を持つ試合になりそうだ」と語ったアルゼンチン代表は、ローカル・ライバルの劇的な変化に、警戒を強めているようだった。