金髪美女もうっとり?IFLラウンドガールが手にするのは、優勝チームのメンバーに贈られるチャンピオンリング!

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20日(木・現地時間)、フロリダ州ハリウッドのハードロック・ライブアリーナで行われたIFLファイナル。

アンドレ・グスマォンのダメ押しのヒザ蹴りが、マイク・シエスノレヴィッチの顔面を捉え、さらに追い討ちのパウンドにレフェリーが試合をストップ。この瞬間、NYピットブルズことヘンゾ・グレイシー柔術アカデミーのファイターが、一斉にリングになだれ込んだ。

世界で唯一のMMAチーム対抗戦、IFLファイナルは2連覇を狙ったパット・ミレティッチ率いるクワッドシティーズ・シルバーバックスを、3−2のスコアで下したNYピットブルの下に栄冠が輝き、リング上では16年も昔の柔術×ルタリーブリのバーリトゥード戦を思わせる光景で幕を閉じた。

2−2のタイスコア、9ヶ月で5試合というハードな連戦をこなしてきたファイターたち(フル出場した選手に限り)にとって、余りにも出来すぎたかのような最終決戦。グスマォンとシエスノレヴィッチは昨年対戦しており、このときは2RでグスマォンがTKO勝ちを収めている。

リベンジとチーム二連覇を賭けてリングに上がったシエスノレヴィッチだが、テイクダウンを狙った際にグスマォンの右ハイキック側頭部にヒット。ダウン状態でテイクダウンを狙ったが、簡単にタックルを切られパウンドを受ける。それでも必死に立ち上がったシエスノレヴィッチを首相撲で取られたグスマォンが、強烈なヒザ蹴り。さらにパウンドを落とし、僅か53秒で昨年2位に甘んじたチームを優勝に導く勝利を挙げた。

IFL2007年シーズン、優勝はNYピットブルズ、準優勝はクワッドシティーズ・シルバーバックス、3位はLAアナコンダズと東京サーベルズ。チーム戦を終えたIFLは、11月3日と12月29日にワールドGPと称した各階級4人のトーナメント個人戦を行う。

IFL2007 season final 全試合結果


第9試合 ライトヘビー級/5分3R
×マイク・シエスノレヴィッチ1R53秒
KO
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アンドレ・グスマォン○
第8試合 ミドル級/5分3R
○ライアン・マクギヴェーン2R1分35秒
TKO
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ファービオ・レオポルド×
第7試合 ヘビー級/5分3R
○ベン・ロズウェル3R終了
判定
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リコ・ロドリゲス×
第6試合 ライト級/5分3R
×バート・パラセウスキー2R1分30秒
腕ひしぎ十字固め
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デイヴィダス・タウロセヴィチュス○
第5試合 ウェルター級/5分3R
×ジェイク・エレンバーガー2R3分45秒
腕ひしぎ十字固め
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デウソン・ペジシュンボ○
第4試合 ライト級/5分3R
○ライアン・シュルツ3R終了
判定
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アーロン・ライリー×
第3試合 ウェルター級/5分3R
■トラビス・コックス1R2分32秒
ノーコンテスト
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ブラッド・ブラックバーン■
第2試合 ヘビー級/5分3R
○ホーレス・グレイシー1R1分49秒
チョークスリーパー
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サム・ホロウェイ×
第1試合 ライトヘビー級/5分3R
○ジャメル・パターソン1R56秒
チョークスリーパー
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クリス・ベンテン×