20日、埼玉県の農産物キャンペーンで自身の食生活を話す、女優の菊川怜さん。(撮影:久保田真理)

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埼玉県産の米や野菜をピーアールしようと20日、東京都豊島区のメトロポリタンプラザでキャンペーン(埼玉県、JAグループさいたま主催)が行われ、女優の菊川怜さんや上田清司埼玉県知事らが参加した。

 上田知事は冒頭のあいさつで、埼玉県は野菜生産量が全国6位で“野菜の宝庫”であるとアピール。ブロッコリー、小松菜は生産量全国1位、ほうれん草、ねぎは2位で、全国に知られる「深谷ねぎ」も同県産であると説明した。また、同県が開発した米「彩のかがやき」は、コシヒカリ系とササニシキ系を交配させた新品種で、なるべく農薬を使わないよう害虫に強い品種を開発するのに10年かかったと苦労話も披露。「新潟のコシヒカリに負けない味。しかも、値段が安い」と自信に満ちた表情で宣伝した。

 その後行われたトークショーでは、女優の菊川さんは自身の食生活と野菜や米にまつわる思い出を語った。菊川さんはねぎが好きで、納豆に入れて食べているという。ご飯も好きで、「小さいころは納豆があれば、炊きたてのご飯を茶わん4杯食べた」と生産農家などが喜びそうな話も。また、大根やニンジンの皮を捨てずに活用すると話し、「千切りにした皮をごま油で炒めて、ピリ辛の味つけをするとご飯に合うおかずになります。“大地の味”がするんですよ」と料理上手の一面をのぞかせた。

 菊川さんは埼玉県出身。トークショーの後、上田知事から「彩のかがやき」が贈られた。【了】

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