メッシーの台頭でジュリの出場機会は激減している(写真:EFE提供)

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 バルセロナのフランス人FWルドヴィク・ジュリが、今シーズン終了後にバルサを去る意思があることをほのめかした。

 ジュリは元旦の会見で「このような素晴らしいクラブにいられて幸せに思う」と話しながらも、若手FWメッシーの台頭によりレギュラーポジションを失った状況を冷静に分析。「今のように、あまり出場機会に恵まれないなら、来シーズンは他クラブへ移籍する必要があるかもしれない」とコメントした。

 ジュリは今シーズン開幕当初こそバルサ不動の右FWとしてほとんど全ての試合に先発出場してきたが、“ニュー・マラドーナ”ことアルゼンチン代表FWメッシーの活躍により、最近ではベンチスタートとなることがほとんど。ジュリは「今シーズンが終わったら、クラブの会長とライカールト監督の考えを聞こうと思う。そこで自分の今後のことを決めたいと思う」と語っている。