米倉涼子「苦手なのは『羨ましい』と言ってくる人」
女優・米倉涼子(43)に座右の銘を尋ねると、こう答えた。
「万里一空」
どこまでも同じひとつの目標を見据えて、たゆまず努力を続ける、という心構えを表わす言葉だ。2019年に、女優生活20周年を迎える。
「私にとってはあくまで通過点。10年先の自分を想像することはできません。こつこつ目の前のことに全力で取り組みます。今を生きたいです。でも……いったんこれまでの自分を振り返る、いいタイミングなのかもしれませんね」
『ドクターX』や『リーガルV』をはじめ、主演ドラマが軒並み高視聴率を叩き出す「女王」となって久しい。
「(視聴率は)気にしたくないけど、気にせざるをえない。もちろん、たくさんの方に観てもらえたら嬉しいですよ」
中学3年生時
5歳のころから15年間、バレエを続けていた。上の写真のように、同世代より、容貌はどこか大人びている。
「長くバレエを続けていましたが、バレリーナになるのは難しいだろうと、小学生のころから感じていました」
分相応を見極め、努力を続けてきたからこそ、今がある。2012年にブロードウェイで主演を務め、海外進出が注目された。今も、意欲に燃える。
「常に意識していますし、機会があればいろんなことをやってみたい。だから、いざというときのために、いつでも『やれます!』と言えるように自分を磨いていたいんです」
「苦手なもの」にも、一本筋が通っている。
「鳥……あと、噓をつく人、『恵まれてるよね』、『羨ましいな』とか言ってくる人ですね」
挑戦者であり続ける女王。やはり、半端ないって!
(週刊FLASH 2019年1月1、8、15日合併号)