世界初の折りたたみ画面スマホ「FlexPai」発表。広げて7.8インチ、価格は約15万円から
SamsungやHuaweiが間もなく発表すると言われる折りたたみディスプレイ端末ですが、それら大手メーカーを出し抜いて、中国のメーカーRoyoleが世界初となるモデル「FlexPai」を発表しました。
Royoleは、スマートフォン業界ではまったくの無名ですが、もともとはフレキシブルディスプレイを手掛けるメーカーです。その技術力アピールのために、折りたたみ端末を作ってみたといったところでしょうか。
折り畳むと表側は810x1440、背面は720 x 1440解像度の画面として利用できます。さらに折り目部分(エッジ部分)が膨らんでおり、ここも390 x 1440のディスプレイとして利用できます。なお、折り曲げについては20万回の耐久性をテスト済みとしています。
気になる実際の動作の様子に関しては、著名リーカーのIce Univerce氏がTwitterに投稿しています。が、折り曲げ部分にしわが入るなど表面はかなり柔らかいようで、実機の感触や使用感が気になるところです。
正直なところ、あまり完成度は高くなく、「世界初」を獲得するために、とりあえず世に出したといった印象も受けます。
またIce Univerce氏によると、SoCにはクアルコムのSnapdragon 8150を採用しているとのこと。これはクアルコム側からまだ発表されておらず、2019年前半に出荷が開始されると噂されているSoCです。
なお、公式サイトの仕様では、「Qualcomm next-gen Snapdragon 8 series」とのみ記載されています。
他の仕様としては、RAMとストレージの組み合わせは6G + 128GB、8GB + 256GB、8GB + 512GBの3モデル。バッテリー容量は3800mAhで、5V/5Aの独自急速充電に対応します。
カメラは16MP + 20MPのデュアル仕様。折り畳んだ状態では表裏にディスプレイがあるため、カメラは片側にしかありません。
nano SIM x 2のデュアル仕様で、LTEの対応バンドは、B1 / B3 / B4 / B7 / B8 / B12 / B34 / B38 / B39 / B40 / B41となります。
公式サイトでは、開発者向けモデルとの扱いながらすでに販売を開始しており、128GBモデルが1318ドル(約14万9000円)、256GBが1469ドル(約16万6000円)という価格が付けられています。
ただし実際に出荷されるのは、先述のSoCの問題などからも、もう少し時間がかかるものと予想されます。
Royoleは、スマートフォン業界ではまったくの無名ですが、もともとはフレキシブルディスプレイを手掛けるメーカーです。その技術力アピールのために、折りたたみ端末を作ってみたといったところでしょうか。
関連記事:曲がるスマホはもうすぐ?ROYOLEのフレキシブルディスプレイを動画でチェック
このFlexPaiは、広げた状態で7.8インチ 1920 x 1440(4:3)のAMOLEDを採用。片側にカメラを搭載した大きなベゼルがあります。折り畳むと表側は810x1440、背面は720 x 1440解像度の画面として利用できます。さらに折り目部分(エッジ部分)が膨らんでおり、ここも390 x 1440のディスプレイとして利用できます。なお、折り曲げについては20万回の耐久性をテスト済みとしています。
気になる実際の動作の様子に関しては、著名リーカーのIce Univerce氏がTwitterに投稿しています。が、折り曲げ部分にしわが入るなど表面はかなり柔らかいようで、実機の感触や使用感が気になるところです。
正直なところ、あまり完成度は高くなく、「世界初」を獲得するために、とりあえず世に出したといった印象も受けます。
This is the "world's first foldable screen phone" released by Rouyu Technology, which will use the Snapdragon 8150 processor, but its design is very rough, just to seize the "first", this is a futures product. pic.twitter.com/M0v9o2z0Bw
- Ice universe (@UniverseIce) 2018年10月31日
またIce Univerce氏によると、SoCにはクアルコムのSnapdragon 8150を採用しているとのこと。これはクアルコム側からまだ発表されておらず、2019年前半に出荷が開始されると噂されているSoCです。
なお、公式サイトの仕様では、「Qualcomm next-gen Snapdragon 8 series」とのみ記載されています。
関連記事:クアルコムの次期SoC名称は「Snapdragon 8150」?搭載初号機は2019年前半見込み
他の仕様としては、RAMとストレージの組み合わせは6G + 128GB、8GB + 256GB、8GB + 512GBの3モデル。バッテリー容量は3800mAhで、5V/5Aの独自急速充電に対応します。
カメラは16MP + 20MPのデュアル仕様。折り畳んだ状態では表裏にディスプレイがあるため、カメラは片側にしかありません。
nano SIM x 2のデュアル仕様で、LTEの対応バンドは、B1 / B3 / B4 / B7 / B8 / B12 / B34 / B38 / B39 / B40 / B41となります。
公式サイトでは、開発者向けモデルとの扱いながらすでに販売を開始しており、128GBモデルが1318ドル(約14万9000円)、256GBが1469ドル(約16万6000円)という価格が付けられています。
ただし実際に出荷されるのは、先述のSoCの問題などからも、もう少し時間がかかるものと予想されます。