BC栃木への入団会見に臨んだ村田修一【写真:荒川祐史】

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BC栃木で再出発する村田が決意表明「精進していきたい」

 ルートインBCリーグの栃木ゴールデンブレーブスに入団することが決まった元巨人の村田修一内野手が9日、栃木県小山市内で記者会見に臨み、「野球続けたいという気持ちが上にあった」と語った。

 2002年のドラフト自由枠で横浜に入団した村田は2度の本塁打王など主軸として活躍し、2012年に巨人に移籍。通算1953試合に出場し、6925打数1865安打、打率.269、360本塁打、1123打点の成績を残した。昨季限りで巨人を自由契約となり、新天地を模索。しかしNPB球団との契約には至らず、今月に入り、栃木への入団が発表された。

 この日、スーツに身を包んだ37歳は辻武史監督らとともに会見に出席。「野球続けたいという気持ちが上にあった。その気持ちを抑えることができなかった。NPBを目指す、その気持ちをくんでいただいた」と語り、「しっかり野球に精進していきたい」と力を込めた。

 妻の実家、また大学の恩師の出身地であるという小山。その新天地で再出発することになった村田は「僕が野球している姿をグラウンドに足を運んで見に来てください」と話し、新たなる戦いを見据えた。(篠崎有理枝 / Yurie Shinozaki)