あることをしたら生徒数が急増! 伊勢市の自動車学校が大人気の理由とは
[ちちんぷいぷい―毎日放送] 2018年2月7日放送の「今日の☆印」のコーナーで、希望者殺到の教習所ついて紹介していました。
今、「若者の車離れ」が叫ばれています。そもそも運転免許の取得者は年々減少していて、全国指定教習所の卒業者の推移は、1992年は255万人だったのが、2017年は156万人と激減しています。
そんな中、生徒数が急増した自動車学校に注目が集まっています。一体どんな学校なのでしょうか?
大人気の自動車学校(画像はイメージ)
「叱る」よりも「ほめる」
三重県伊勢市にある南部自動車学校は、かつては「叱る場所」だった教習所を「ほめる場所」に変えました。このほど『「ほめちぎる教習所」のやる気の育て方』という本を出版し、さらに注目を集めています。
この本によると、生徒をほめることで教習所は「生徒数がアップ!」「免許の合格率がアップ!」「卒業生の事故率減少」しているそうです。
南部自動車学校が「ほめちぎる教習」にリニューアルしたのは5年前です。
「ほめちぎる教育方針」に転換したことにより、生徒の運転が飛躍的に上達し、また人の長所が目に入り、仕事のストレスが減るなど、ほめた先生にもプラスになっているそうです。
かつては、「教習所=こわい」というイメージでしたが、南部自動車学校では、先生も生徒もみんなが明るく楽しく学んでいて、希望者が殺到する理由が納得できました。(ライター:Nana.)