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 元AKB48の高橋みなみが、40代男性との約半年前からの同棲生活を10月24日発売の『女性自身』(光文社)が報じた。高橋は11日、報道陣の質問に対し、関係を認め、順調な交際をアピールしている。アイドルの熱愛報道にありがちな、「良いお友達」といった苦しい言い訳は聞かれなかった。

 最近の芸能界では、熱愛関係の追及をあっさりと認めてしまうケースが見られる。『キングオブコント2017』(TBS系)で準優勝を果たし、熱愛関係を認めた男女コンビ、にゃんこスターの例もよく知られている。

「芸能人が熱愛関係を認める背景には、週刊誌のスキャンダルつぶしがあるといえるでしょう。スキャンダリズムには隠されているものを暴く目的があります。はじめからオープンにされてしまっては、スクープとしての価値がなくなってしまいます。『AKB48総選挙』の場で結婚を宣言した須藤凜々花も、週刊誌に先んじて“先手”を打ったといわれています。にゃんこスターも、週刊誌報道を想定し、それより発行の早いスポーツ新聞のインタビューで関係を暴露しています」(芸能ライター)

 これは、週刊誌の編集体制を見極めた、もっとも確実なカウンターといえる。

「さらに、週刊誌報道には、たいていの場合“続報”が存在します。第一報が出て、当人が関係や事実を否定するのに対して、続けて、言い逃れができない決定的な証拠を、第二弾、第三弾で報じていくのです。そこで、言い訳をした側はさらに窮地に追い込まれていきます。秘書に対する暴言と暴行が問題となった豊田真由子前衆議院議員の音声が、小出しに報じられたのも記憶に新しいでしょう。しかし、最初からスクープを潰してしまえば、続報が出るダメージも抑えられる。スキャンダルは、やみくもに否定せず、自ら認めてしまうのが一番の安全策なのです」(前出・同)

 大きなダメージを負う前に、自らが動くことで被害を最小限に抑える。芸能人の恋愛スキャンダルは、まさに「肉を切らせて骨を断つ」世界であろう。