あなたにとって“一番怖い病気”とは?

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10年以上前、甲状腺の病気になったことがある。甲状腺は首のあたりにあり、ホルモンバランスや代謝をコントロールしているのだが、その部分の調子が悪くなり、代謝が過剰に促進されたような状態になってしまった。

とにかく疲れやすく、家から駅までの徒歩10分ほどの道のりで何度か休憩しなければならないほどだった。ただ、代謝がとにかく良過ぎるので、何をどれだけ食べてもまったく太らなかった。あれだけはちょっと良かったな……。完治した今だからこそ言えることだが。

それにしても、病気というのはいつどんなものが襲ってくるか本当に分からないものだ。健康に気をつけていても思いもよらぬ病にかかったりする。

「教えて!goo」に、教えてgooウォッチ編集部からこんな質問をさせてもらった。「あなたが一番怖いと思う病気は何ですか?」。寄せられた回答から、ユーザーのみなさんの“病気観”のようなものが浮かびあがってきて興味深かった。

■体の病気も心の病気も同じように恐ろしい

筆者が印象的だと感じたのは“治らない病気”が恐ろしいという意見だ。

「発症したら治らない病気。(中略)生活に支障が出る程肉体的にも精神的にも辛いのに、難病でもない限り生活支援は出ないので治療費がかさむ。その上治らないので対処療法しかなく根本解決にならない」(ほっかいどうさん)

重い病気であればあるほど、長い時間をかけて付き合っていく必要がある。もちろんその間も生活し続けなければならないからそういった面の不安も大きい。また、何より怖いのが気持ちも折れてしまわないかということである。

「やっぱり癌だと思います」(のんちゃんって言われたんだけどさん)

という意見をはじめ、癌を恐れる声も大きかった。癌はとにかくどれだけ早期に発見できるかで体に与える影響が大きく変わってくる。サボらず、まめに健康診断をしておきたいところだ。

心の病が怖いという意見も多かった。

「私が1番怖い病気は鬱です。的確な判断も出来なくなるのは怖いです」(またぁちゃんさん)

「精神的な病ですね。(中略)点滴をしたら痛みが緩和する、手術をしたら症状が和らぐ………など『こうしたら(良くなるとは限らないけれど)いい』という治療法がある体の病気はある意味羨ましいです」(にゃほんさん)

確かに、精神的な病は一度の治療で「はいもう大丈夫!」というようなものではなく、長い期間をかけて向き合っていく必要があると聞く。本人は「ちょっと落ち込んでいるだけ」と感じているような、一見些細なきっかけが重い症状に進行していくことも多いので注意が必要だ。健康診断では見つからないというところが厄介である。

こういった回答が並ぶ中、以下の答えに気持ちが和らいだ。

「いちばんの脅威は『金欠病』です。(中略)体におきる異変のほうは、腹をくくるしかありませんよ」(PeachManさん)

お金が無いのも大変なことだけど、こうして並べてみると、健康な体さえあればなんとか奮起して乗り越えられるようなものに思えてくる。

普段からできる限り体に優しい生活をするよう心がけ、定期的な健診もきちんと行う。心のバランスが崩れたと思ったら無理をせずすぐに医師に相談する。それでももし病に襲われてしまったら、まずはその運命をしっかり受け入れ、落ち着いて忍耐強く治療に当たる、という姿勢がベストなんじゃないか。みなさんの回答を見ていてそんな風に思えた。

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)