上西小百合衆院議員

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上西小百合衆院議員(34)が21日、動画サービス・ニコニコ生放送の公開生放送『ニコラジ』に出演。視聴者からの質問コーナーに臨み、月収は「確定申告を終えたばかりで、1900万円」とズバリ答えた。

なお、口にした金額に解釈の違いがあるとして「国会議員の場合、給料と言わずに歳費と言います。何でそう呼ぶかと言うと、例えば、その中に選挙費用があったりします。私たち衆院議員には2、3年に1回、選挙があります。その都度、2千万円から3千万円ほどの費用が必要。その他にも事務所の運営費用が歳費から出されます。そう言った観点から、言い方が違います」と説明した。

その答えに、番組を取り仕切る、やまだひさしは「選挙にそんなにお金がかかるのか。ネットを活用する方法、会議もスカイプでやったりする方法もあるのでは?」と感想をもらし、納得がいかないとした。

それに対し、事務所をわざわざ構える理由の一つに「(投票に行く年代は)ご年配の方が多い。そういう方々に向けて『ネットを見て』と言えないから」と返した。

その他、余計にお金がかかるものとして「ビラ1枚1枚にシールを貼ったりしないといけない。こういう制度を作ったりするのは、これまで議員だった人が新しい人を入れないようにしているものだと思ったりもする。こういう『無駄なものがある』って声をあげさせないよう、国が主権者教育を積極的にしない流れになっている」と憤った。

「青島幸男さんの場合は、参議院選挙に出て、全く選挙活動せずにトップ当選をした。今の政治では、有名人だったら"それで充分"という状況になっている」と指摘。「それを変えるには、私は、主権者教育をちゃんとするという道しかないと思います」と意見。有権者となる以前のこと、若い世代に向けて政治や選挙の関心を高める必要性を説いていた。

番組MC陣は「今のシステムだと、お金持ちしか議員になれない。政治への憧れも持てない」と感じていたよう。「主権者教育を早くしてもらわないと、老害が無くならない」と考えていた。

上西小百合衆院議員

公開生放送『ニコラジ月曜日』にて