ジャニーズのメリー派閥が勢揃い?恒例”SMAP抜き”初詣の参拝者に異変
SMAP解散の要因となったとみられるジャニーズ事務所内の経営陣の派閥対立。SMAPメンバーのジャニーズ脱退・独立が囁かれ、事態の要因となっているメリー喜多川副社長(90)と実娘・藤島ジュリー景子副社長(50)側と、SMAPの元チーフマネージャーのI氏と中居正広(44)ら、解散に突き進んだ独立派側の対立は、もはや抜き差しならないものになっているとみられる。こうした中、ジャニーズの今後を占う恒例行事が元旦に執り行われていた。スポーツ紙記者が語る。
「川崎大師でのジャニーズタレントの一斉参拝の動向が注目を集めました。例年、メリー副社長先導のもと、東京ドームでのカウントダウンコンサートを終えた所属タレントがグループの分け隔てなく集結し、事務所内の結束を内外に示す場として長年続いています」
過去には、TOKIOの長瀬智也(38)が居合わせた参拝客にからかわれて、口論になる場面を週刊誌が報じるなどの珍事があった。一方で、SMAPのようにI氏の影響下にあるタレントは足を運ばない傾向にあり、ファンの間ではメリー派とI女史派とを見極める場ともなっている。SMAP問題で揺れる中、今年の参拝者の顔ぶれが気になるところであった。
発売中の写真週刊誌『FLASH』(光文社)によると、SMAP元メンバーは例年通り姿を見せなかったものの、『NHK紅白歌合戦』の司会を終えた相葉雅紀(34)ら嵐メンバーのほか、TOKIOやV6、関ジャニ∞など看板タレントが続々と訪問。こうした中、気になるタレントの姿もあった。
■飯島派タレントが次々と駆け付けた週刊誌記者が語る。
「I氏が担当していたKis-My-Ft2やSexy Zoneは例年は訪れなかったのですが、今年は顔を出しました。メリー派の軍門に下ったとみなされても、やむを得ない事態です」
他にも、山下智久(31)などもI氏の影響下にあったタレントだが、初詣に駆け付けた。メリー派に睨みを効かせたい中居ら4人組にとっては由々しき事態だが、芸能事務所関係者は次のように語る。
「中居らはすでに独立の意思を固め、準備もしていると聞きますが、より下の世代はそこまでの腹は決まってないということでしょう。先行きが不透明なこともあり、I派タレントがメリー派に配慮して今年は顔を出したということではないか」
昨年はまさに厄年だったジャニーズ事務所。タレントたちは、新年に何を願っただろうか。
文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)※1978年神奈川県出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する