【ポケモンGO】食べると美味しそうなポケモンランキングベスト10を大発表!

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皆さんはポケモンGOで遊んでいますか? リリース当初の社会現象はさすがに落ち着いてきたものの、まだまだ多くの人が楽しんでいますよね。日本で配信開始されてから3ヶ月が経過し、いよいよポケモン図鑑が充実してきたという方も多いのではないのでしょうか。

美味しそうなポケモンが多い?





そこで皆さん、ちょっとポケモンGOを起動させて図鑑を見てみてください。ポケモンがたくさん揃った図鑑を眺めていると、ふと、こういう思いが浮かびませんか?

「このポケモン、焼いたらウマそうだよな……」

「これだけ体がデカいなら、100人前くらいの肉になるぞ!」

「これなら刺身で食えるな」

「皮は焼いて山椒をまぶせば美味そうだ」

そう、実はウマそうなポケモンがたくさんいるのです! もはやポケモン図鑑が食材図鑑にしか見えなくなってきたポケモンGOプレイヤーもいるようです。

グルメ通が選ぶ美味しそうなポケモンランキング



そこで今回、飲食業界で17年務めているK林さん(38歳・独身)と、ポケモン探しがてら毎晩食べ歩きをしているというO山さん(33歳・独身・フリーター)をお招きし、美味しそうなポケモンについて話を伺ってみることにしました。

もちろん、両者ともにポケモンGOのヘビープレイヤーであり、両者のポケモン図鑑はほぼコンプリート状態というやり込みようです。この記事の写真を確認すれば、彼らがどれだけやり込んでいるか理解できるはずです。

今回の企画を両者に伝えると「確かに現在配信されているポケモンには美味しい食材になり得るポケモンが多い」と同意を頂けました。

そして、しゃぶしゃぶ食べ放題を楽しみながらポケモン図鑑を眺めて熱い議論を行い、制限時間ギリギリで両者が納得する「美味しそうなポケモンランキング」が完成! その内容を発表いたします! せっかくなので、結果を予想しながら読んでみてはいかがでしょうか。

美味しそうなポケモンランキングベスト10



1位 ベロリンガ



1メートル超の体から推測すると、舌の長さはおそらく50センチ級。なおかつ相当な厚さがあり、舌の動きが非常に滑らかであることから肉質の柔らかさも感じられます。となると期待したくなるのはやはり牛タンのような味わいでしょう。



分厚い牛タンはかなり値段が高くなってしまいますが、ベロリンガタンであれば1匹でかなりの量を確保できるため、低価格化の実現も難しくないかもしれません。柔らかくプリプリとしたタン塩焼きをお腹一杯食べられるかもしれないとあれば、ベロリンガが1位になるのは当然ともいえるでしょう。

2位 クラブ



クラブはゲーム中ではザコの部類に入るポケモンなので、いくらカニとはいえサワガニのようなものだと思ってしまいがちですよね。しかし、その重さや大きさに注目をしていると、実はなかなかズッシリとした体をしていることに気が付きます。



ポケモン図鑑をチェックしてみると、重さ6.5キロというのが平均的なサイズのようです。ズワイガニやタラバガニなど、日本で親しまれているカニは大きくても1〜2キロ程度。比べてみるとかなり大きいですよね! しかも簡単に捕獲ができるので、クラブが市場に流通するようになれば、かなり安価でカニ料理を食べられるようになるはずです。

3位 オニスズメ



皆さんはスズメの焼鳥を食べたことはありますでしょうか。最近ではすっかり目にしなくなってしまいましたが、非常に美味なのです。スズメの焼鳥の味を知っていれば、オニスズメを上位にランクインさせないわけにいきません。



オニスズメもやはりサイズの大きさは見逃せません。日本にいるスズメはだいたい1羽25グラムくらいなのに対し、オニスズメはなんと2キロもの重さがあるのです。スズメ料理が廃れてしまった原因に1羽あたりの肉の少なさがあるのならば、オニスズメで代替することで一気に問題が解決するのです。

4位 ポニータ



火の馬ポケモンのポニータは馬肉のタタキやローストビーフ的な調理をすれば間違いないはずです。馬刺しも捨てがたいのですが、頭部と尾が激しく燃えているため、肉にはすでに火が若干通ってしまっている可能性があります。残念ですが火が通っていることを逆に利用できる、タタキやローストビーフのような料理が最適でしょう。

5位 カモネギ



こちらはもう文句なしですね。食材が薬味を抱えてくれているのですから一石二鳥です。もしかしたらネギの成分が浸透して、鴨肉が一層美味しくなっているかもしれません。焼鳥にして「ネギま」にするのもいいですし、刺身にしてネギと一緒に醤油でいただくのもいいでしょう。いずれにせよ日本酒がよく合いそうなポケモンです。

6位 ピジョット



ピジョットは最も捕獲しやすいポケモンのひとつ「ポッポ」の最終進化形ですが、1羽で40キロ近い肉を確保できるというのは大変な魅力です。小柄なポッポではから揚げや焼鳥程度しか作れないかもしれませんが、ピジョットなら七面鳥のように豪快な丸焼きなども楽しめるでしょう。これからクリスマスシーズンを迎えることも考えると、やはりピジョットは推したいところですね。

7位 プリン



こちらは正直なところ期待枠です。「風船ポケモン」とのことなので、味なんか全然しないかもしれません。でも、名前はプリンですよ? プリンなんて名前だったら甘くて美味しいやつを期待しちゃうじゃないですか! 唯一確証を持てるのは、風船ポケモンといえど中身は空気ではなくしっかり詰まっているということ。平均でも重さが5キロ以上あるので、食べごたえ自体はあるはずです。プリンみたいな味がするといいなあ。

8位 ビードル



ビードルは進化を続けると、最終的にはスピアーという毒蜂ポケモンになります。つまりビードルは「蜂の子」なのです。皆さんは日本で蜂の子を食べる習慣のある地域が存在するのをご存知でしょうか。見た目はイモムシなのでグロいですが、目を閉じて食べれば案外イケるのです。日本の珍味を廃れさせないためにも、トップ10入りは妥当なところでしょう。

9位 コイキング



コイはあまり魚屋さんでは見かけませんが、やはり日本の一部の地域では食べる習慣があります。きちんとした環境で育てれば特有の生臭さも抑えられ、意外にも高級料亭で出されることもあるほどなのだとか。刺身や煮込み料理など、新鮮なコイの料理はなんとも美味! ただ問題なのは、どう見てもコイキングが良質な環境で育った魚ではなさそうなこと。川だけでなく陸上でも平気でピチピチと跳ねてますからね……。

10位 ゼニガメ



すっぽん料理などもあるので、やはりゼニガメにも期待をしたいところ。しかし、美味しく食べられる亀はそんなに多くはありません。もしゼニガメの肉が食用に適さないのであれば、甲羅を使って漢方薬にすることもできます。中国では甲羅の粉末を使用した「亀ゼリー」という真っ黒なスイーツがあるので、完全に無駄にしてしまうことはないでしょう。



ピカチュウも腹部の脂肪



ほかにも、コラッタは脚のモモの部分を手羽先のように焼いてタレをつけ、むしって食べると美味しそうですし、ピカチュウも腹部の脂肪が多い肉を焼いて食べればカルビやコーネのような深みのある旨味が堪能できそうという意見もありました。

おいしそうなポケモンがたくさん





ポケモンの形はしていなくても、ポケモンをミンチにしたり、ソースになるまでドロドロに煮込んだり、シロップのように砂糖とミックスさせてカキ氷にかけたりと、いろんな料理にポケモン食材は使えそうですね。

皆さんも考えてみよう!



今回はグルメ通の2人によるランキングを作ってみましたが、結局料理は個人の好みですから、人それぞれで全然違うランキングになるのは当然です。皆さんもポケモン図鑑を片手に、美味しそうなポケモンを想像してみてはいかがでしょうか。

■執筆・監修:Mr. Fox

執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします! コンコン。https://twitter.com/im_mr_fox/