三井住友銀行を装うマルウェア付き不審メールが出回る 添付ファイルを開かないよう注意呼びかけ
三井住友銀行の振込み受け付けを知らせるメールを装った不審メールが確認されている。三井住友銀行は、心当たりのないメールは開かずに削除し、開封しても添付ファイルを開かないよう注意を呼びかけている。
不審メールは、「【三井住友銀行】振込受付完了のお知らせ」という件名で、「SMBC」が入った差出人アドレスが表示されるが、正規のメールにはないZIP形式のファイルが添付されている。メール本文には、「金融機関等を装う電子メールにご注意ください」との文言や、三井住友銀行ホームページのURLが記載されており、本文だけでは不審メールと判断できない内容となっている。
ウイルス対策ソフトのカスペルスキーも、三井住友銀行を騙るマルウェア付き日本語メールが拡散しているとして、添付ファイルを開かないよう注意を呼びかけている。
【注意喚起】三井住友銀行を騙るマルウェア付き日本語メールが拡散しています。添付ファイルは決して開かないでください!カスペルスキー製品での検知名(例):Trojan.Win32.Agent.ijfw pic.twitter.com/tBrAjzlP3s
— Kaspersky Labs Japan (@kaspersky_japan) 2016年7月6日