写真提供:マイナビニュース

写真拡大

サニーヘルスはこのほど、ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」にて、調査レポート「コンビニメニューでダイエットが可能かも! 」を公開した。

同サイトでは、高糖質・高脂肪になりがちなため、あまりヘルシーなイメージがない「コンビニメニュー」を使ったダイエット方法を紹介している。

コンビニメニューにはカロリーが表示されているため、ダイエットをする人は、低カロリーのものを選ぶ場合が多い。しかし注目すべきなのはカロリーではなく、どのような栄養素がどれくらい入っているのかということだという。

特にチェックしてほしい項目として「脂肪(脂質)」を挙げている。脂肪は体に必須な栄養素だが、コンビニの商品に使われている油の質は、決して良いと言えるものではない、と同サイト。脂肪が少ないものを選ぶようにすることで、自然にカロリーダウンにもなるという。

また、タンパク質のカロリーは1gあたり4kcal、脂肪は1gあたり9kcalで脂肪の方が高いが、体内での役割や代謝のされ方など全く異なる。そのため、カロリーだけで比較しても、あまり意味はないとのこと。

ごはんとおかずがセットになっているお弁当を選ぶ際には、おかずは魚がメインのものがおすすめだという。魚の方が脂肪の量が少なく、消化・吸収も良いので胃腸への負担も少なくてすむとのこと。また、彩りのきれいなお弁当は使われている品目・野菜も多いため、ビタミン、ミネラル、食物繊維、抗酸化物質など、ダイエットに必須の栄養素を摂(と)ることができるという。

とんかつ、唐揚げ、ハンバーグなど肉系の脂っこいおかずがラインアップの中心である弁当は、野菜が少量、もしくは皆無の場合もある。栄養バランスを整えるために、お弁当に野菜メニューを1品プラスすることもおすすめとのこと。

パスタ、カレー、オムライス、うどん、丼ものなどの単品メニューは、炭水化物がメインのため、コンビニメニューの中では非常に太りやすいジャンルだという。麺類ならば、野菜やきのこ、海藻などがトッピングされたものが良いとのこと。パスタ系はクリーム系よりもトマトソース、オイルベースがおすすめだという。

丼ものはタンパク質はしっかり摂取できるが、食べる食材の種類が少なくなってしまう可能性が高い。おすすめの丼メニューの1位は「中華丼」で、次いで「親子丼」「マーボー丼」「牛丼」「かつ丼」が良いという。具が多いもの、脂肪が少ないものを選ぶのがポイントとのこと。

おにぎりを選ぶ場合は、おにぎりにプラスするメニュー選びがポイントになる。おすすめは、必須アミノ酸やビタミン、ミネラルが摂取できる「ゆで卵」と、低カロリーでエネルギーの代謝を促進するビタミンB群、皮膚や粘膜を健康に保つビタミンAも多い「サラダチキン(鶏むね肉)」だという。

パンならば、菓子パンではなく、総菜系のパンを選ぶ方がいいとのこと。ハムカツなどの揚げ物、ポテトサラダなどのサンドイッチは高糖質・高脂質になってしまうため、卵、ハム、チーズ、ツナ、レタスなどオーソドックスなサンドイッチを選ぶのが基本だという。ミネストローネなど具だくさんのスープか、サラダを付けることもすすめている。

野菜を摂取するために野菜ジュースを購入する人も多いかと思われるが、名古屋市消費生活センターによると、「1本で1日分の野菜を使用」などと表示された野菜ジュース類の多くは厚生労働省推奨の1日の野菜摂取量350gを下回る量の栄養素しか含んでいないことがわかったという。野菜350gを「原料」としているだけで、栄養素もそのままというわけではないとのこと。

その他の選び方のポイントや詳しい説明はmicrodiet.netの最新の記事「コンビニメニューでダイエットが可能かも! 」で案内している。

(フォルサ)