「広瀬すずPHOTO BOOK 『17才のすずぼん。』」より

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 契約数19本と新CM女王との呼び声高く、映画にドラマにとメディアに引く手あまたの広瀬すず。また、同じ事務所に所属し、広瀬すずの先輩でもある北乃きいも歌にドラマに活躍。北乃きいは現在、情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)で朝の顔としてMCを務めている。広瀬すずにとって同事務所の先輩である北乃きいは憧れの存在かと思いきや、実際は微妙な関係だという。

■局の廊下ですれ違っても挨拶ひとつしない仲?

 3月17日、最新映画『ちはやふる』に主演する広瀬が番宣のため、『ZIP』に出演した。

「番組中は仲良くトークしていましたが、実は犬猿の仲らしい。同じ事務所に所属しているのに局の廊下ですれ違っても挨拶もしないそうです」(テレビ局関係者)

 その理由を芸能プロ関係者が打ち明ける。

「広瀬は『学校のカイダン』(日本テレビ系)で美少女ぶりを発揮し、その後は映画、声優と引っ張りだこ。清楚な雰囲気が起業のイメージと合致してCM本数も急激に増えています。一方の北乃はデビュー曲『サクラサク』がヒットし、ドラマも順調に出演していましたが19歳のときに佐野和真とのラブホ写真をフライデーされてしまい、人気が急落。それから女優としても仕事も激減してしまいました」

 14年からZIPの2代目総合司会に抜擢されている北乃。ドラマのメイン役もなく、

「ネットでは朝から声が酒焼けしているとか、昔と比べて激太りしている今の姿は朝の顔に合わない。などと揶揄されています」(スポーツ紙記者)

 そんな北乃にとって、女優として輝き続ける後輩の姿は妬ましく映ったようだ。

「テレビ局のスタッフも北乃と広瀬には気を遣っていて、広瀬がスタジオで待機しているときは、北乃の視界に入らないところにわざわざ椅子を置いて待機させるくらいだそう。二人が決して見合わせないように配慮しているみたいです。女優が情報番組に出演するのは、ドラマや映画の番宣で来るのが人気の証し」(前出・テレビ局関係者)

 北乃は以前よりも仕事も減っている中、広瀬はドラマにCMにと着実に人気女優の道を歩んでいる。そんな後輩の姿に北乃の心中は内心穏やかではないのかもしれない。

文・橘カイト(たちばな・かいと)※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。