iPhoneのホームボタンの隠し機能を使え! 1回、2回、3回と押す回数で機能が変わる

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iPhoneは、隠し機能が多いことでも有名だ。
その中でも、ホームボタンの隠し機能は、便利なので覚えておくとよい。

●ホームボタンを押す回数によって、機能が変わる?
iPhoneのホームボタンには、単にスリープ解除や、指紋認証意外にもいくつかの機能が搭載されている。

・ホームボタンに触る(タップ)

iPhone 6以降のモデルでは指紋認証が搭載されているため、認証用として利用できる。
また、同じようにiPhone 6以降のモデル限定だが、
・ホームボタンを2回触る(タップ)

これで表示が下にずれる「簡易アクセス」が起動する。
「簡易アクセスは、片手では操作しにくい画面上部が下がって表示されるので、片手での操作がしやすくなる。

・ホームボタンを1回押す

スリープを解除する。これは有名だ。
ほかにも、アプリ一覧の1ページ目に戻る、使っているアプリから、アプリ一覧画面に戻る際にも利用する。

・ホームボタンを2回押す

2回押すと、マルチタスク画面となる。
ほかのアプリへの素早い移動や、バックグラウンドで動いているアプリの停止などに利用する。

・ホームボタンを3回押す

意外と知られていないのが、ホームボタンを3回押す動作だ。
これには、あらかじめ設定が必要だが、画面上にショートカット機能を呼び出せる。
利用するには
「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」→「ショートカット」
の順で、出てきた項目にレ点チェックをする。
使えるショートカットは、
・VoiceOver
 画面上の文字を読み上げてくれる
・色を反転 
 画面の色を反転させてコントラストを上げる
・ズーム機能
 画面の一部または全体を拡大して見やすくする
・AssistiveTouch
 画面上に操作補助用ボタンを表示させる
・スイッチコントロール
 顔の動きや外部スイッチを使ってiPhoneを操作する
・グレイスケール
 ディスプレイを白黒にし、コントラストを下げる

・ホームボタンを長押しする

これはよく知られた機能で、ホームボタンを長押しすることで「Siri」を起動できる。
また、「Siri」をオフにしている場合は「音声コントロール」が起動する。

このように、iPhoneのホームボタンだけであっても、
・触る
・押す(しかも回数で操作が違う)
・長く押す

と、さまざまな機能を利用できるようになっている。

ホームボタンの操作を使いこなして、スマートにiPhoneを操作していこう。


布施 繁樹