家族らに囲まれ結婚90年を祝うふたり(画像はinformationng.comのスクリーンショット)

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結婚70周年を“プラチナ婚”と呼ぶのは日本でもお馴染みだが、イギリス式では75周年を“ダイヤと金”、80周年を“樫”、85周年が“ワイン”と続くようだ。このたび英北部・ウェストヨークシャー州に位置するブラッドフォードから、なんと結婚90周年というカップルの話題が飛び込んできた。

110歳のカラム・チャドさんと103歳の妻カターリさんがインドで結婚式を挙げたのは、インドがまだイギリスの支配下にあった1925年。カラムさん20歳、カターリさん13歳という若さでの結婚であった。1965年にイギリスに移住するも、今では8人の子供、27人の孫、23人のひ孫に恵まれ、12月11日、結婚90年を迎えた。「世界で最も長い結婚生活を営むふたり」として、英『BBCNews』ら複数のメディアが伝えている。

どこまでも仲の良いふたりは誕生日も揃って11月。世界中から家族や友達が駆けつけ盛大なお祝いをしたばかりだが、今月も自宅はふたりの90回目の結婚記念日を祝うたくさんの人々であふれかえった。

現在一緒に暮らしている末息子のポールさんは、『BBC』のインタビューに「家族だけじゃなく、コミュニティのみんなが二人のことを誇りに思っているんだ。100歳を超えても現役さ。先月はブロードウェイという新しいショッピングセンターのオープンに尽力したし、町の行事にも積極的に参加しているんだ。まだまだ健康でいて欲しいね」と答えている。

カラムさんは「二人とも長生きで、この記念すべき日を迎えたことは本当に喜ばしいことだよ。誕生日や記念日がくるとみんながこうやってお祝いしてくれることが何よりありがたい。結婚って幸せなことだよ」と話している。

結婚生活の長続きの秘訣は「秘密を持たないこと、けんかをしないよう努めること、家族みんなとわいわい楽しむこと」だそうだ。

※ 画像はinformationng.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 A.C.)