美容通女子3人がすべて答えます! 美容のお悩み一問一答 〜ほうれい線、クマ、ニキビ、など〜

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年齢とともに気になるほうれい線やシミ、シワ、たるみから紫外線対策、ニキビケアまで、女性にとって、美へのお悩みはつきないもの。さまざまな情報があふれる中で、日々美しさにこだわり、追求しているビューティプロが実践している解決策をお届けします。これで、みんなのお悩みもすっきり解消するはず!

■みんなのお悩みを一刀両断! モヤモヤもスッキリ!

Q.目を大きく見せたいのですが、何かいい方法は?

パツワルドさん:眉毛を太く短く描くだけで、視覚効果で目が大きく見えます! 下のイラストを見てください。どちらの目が大きく見えますか? 明らかに左ですよね。でも実は、丸の大きさは左右とも同じ。目と眉の距離が近くなり、眉を短く描いただけで、錯覚でこんなに目が大きく見えるんです。最近のトレンドでもある眉下を描き足す平行太眉は、目を大きく見せる効果抜群なので、ぜひトライしてみてください。


Q.最近、ほうれい線が気になるのですが、どうしたらいいですか?

赤埴さん:リフトアップ矯正がおすすめ。ほうれい線が濃くなる原因は、年齢とともに、ニコッと笑ったときの頬骨の位置が下がってくるから。頬骨をググッと上げて、内側に入れるリフトアップ矯正をしてから、ほうれい線がのびて気にならなくなりました。今までは小顔矯正に行っていたのですが、最近はリフトアップに変更。痛いけれど、2週間から1ヵ月に1回通っています。よくハイライトを入れて、ほうれい線を飛ばすワザもありますが、ほうれい線が悪目立ちしている人を見かけるので、難しいのかなと思います。

パツワルドさん:簡単なシートパックがおすすめです。the saemの“パッチワーク”はほうれい線専用のシートパックで、化粧水で肌をととのえた後にほうれい線の上に貼り、20〜25分放置するだけ。湿布みたいにピタッと密着し、さっぱりとした使用感です。ほうれい線がふっくらして、目立たなくなりますよ。

Q.どんよりしたクマが消えません。

小野寺さん:イプサの“クリエイティブコンシーラー”がイチ押し! 3色を自由にブレンドできるので、微妙な色みの調整が可能です。のびもよく、肌にフィットしてヨレにくいです。クマのほか、シミや、ソバカス、肌の色ムラなどもカバーできますよ。

Q.若い頃から化粧品を変えていません。それってダメなの?

パツワルドさん:ダメです! ちゃんとその年代に合ったものを使うと、肌への成分の入り方が全然ちがいます。また、できればライン使いした方がより効果が得られます。

Q.とにかく顔色が悪いんです。

赤埴さん:肌色に合わせて、赤、青、黄のコントロールカラーを上手に組み合わせるのがおすすめ。赤は血色アップ、青は黄みが強いくすみ消しと透明感アップ、黄色はシミやソバカス、クマ隠しに適しています。あと、時間がないときの応急処置ですが、ベースをしないでも、とりあえずチークを塗ること! 血色がアップしますよ。

パツワルドさん:眉色を少しだけ、明るくするのも効果的!


Q.唇がガサガサです。おすすめリップはありますか?

小野寺さん:資生堂の“モアリップ”がおすすめ。いろいろ試して、これに落ち着きました! 唇のひび割れや皮向けによく効きます。色みが欲しいなというときは、M・A・Cのクリームチーク“クリーム ブレンド ブラッシュ”のPOSEY”を指でポンポンとのせています。

Q.たるみや首のシワが目立ってきて、老け顔まっしぐら……。

パツワルドさん:平面的な顔立ちのアジア人は、加齢とともに一番たるみが出やすいようです。たるみやすい部分として、MTUゾーンが上げられます。Mがおでこ、Tが目もとから眉間、鼻筋、Uがフェイスライン。クリニックなどで施術できるラジオ波がリフトアップには効果的ですが、まずは基本の姿勢を正すだけでも改善されるので、試してみてください。

Q.ニキビがなかなか治りません。

小野寺さん:体質もあると思いますが、ストレスをためずに規則正しい生活をすること、メイクを必ずオフして寝ること!

赤埴さん:TVで歯磨き粉をのせるといいって言っていたけれど、本当かな!?(笑)。私はコールドプレスジュースを飲んだり、オーガニックな食事にして内側から治します。

パツワルドさん:まずはニキビの原因を知ることが大事。一時的なものなら、よく寝る。慢性的なものなら皮膚科に行くのがベスト。個人的におすすめのケアアイテムは、アンネマリー・ボーリンドのニキビケア。ドイツでは薬局などで扱っているオーガニックコスメです。収れん殺菌作用があり、次の日には気になるニキビのふくらみや赤みがなくなっています。

Q.美白になりたい! 何をすればいいの?

パツワルドさん:美白=通年のUVケア、と心得てください。肌老化の80%は紫外線が原因と言われています。紫外線には波長が長いA波と短いB波があり、山や海などアウトドアシーンで日焼けをして、肌が赤くなるのがB波の影響。A波は肌の奥までじわじわと届いてシミやシワなどの原因に。A波はB波の20倍以上も地上に降り注いでおり、ちょっとコンビニへ、というときも、UVケアが必要だということです。私は携帯しやすいように、お醤油さしに日焼け止めを詰め替えて、コマメに塗り直しています。

赤埴さん:私は玄関に、ポンプ式の日焼け止めを置いて、外出時には必ず塗るようにしています。美白ケアよりも、日焼けする前の予防の方がずっと大事! “今の自分が5年後の自分を作る!”と思って、やれることはやった方がいいなと思っています。ただ、うっかり日焼けしてしまったときの美白ケアとしては、HAKUの“冷却 美白固形状クリーム”(を愛用しています。冷蔵庫で冷やして使うのですが、ひんやり感が心地よく、肌にのせた瞬間、スーッと肌になじむ感覚が気に入っています。メラニンの生成を抑制する効果もあるようです。

小野寺さん:実は私、日焼け止めは塗らない派なんです。海外の人はシミがいっぱいでもチャーミングだし、自分のチャームポイントとしてポジティブに受け止めていければいいかなと思っています。

Q.言いにくいのですが、最近、口臭が気になります。

パツワルドさん:

Coco&co.の“ココナッツオイル”でうがいをしてみてください。ティースプーンに1、2杯分のオイルを口に含んで、20分間ブクブクするだけ。口内にいるバクテリアや歯垢がオイルに吸着され、歯周病や口臭予防に。さらにホワイトニング効果や普段使わない表情筋が鍛えられ、ほうれい線予防にもなるので一石二鳥です。

Q.夕方になると必ずメイクが崩れる! お助けアイテムは?

小野寺さん:RMKの“トランスルーセントパウダー”が優秀! 余分な皮脂を吸着して、肌にピタッとフィットします。薄づきで、粉っぽさもないからお直し用に最適です。

パツワルドさん:ちょっと余談ですが、アメリカの研究結果で、水曜日の15時30分が一番女性が老けて見えるそうです。ちょうど週末に飲んだお酒の悪影響がピークになるんだとか。どの曜日でも15時30分にメイク直しをすると、老け顔を回避できるそうです。ちなみに、私はベアミネラルのパウダーファンデとディオールのバッグ型コンパクトさえあれば、フルメイクお直しできるようにしています。ディオールのバッグ型コンパクトは、必要なシャドウなどを入れ替えてカスタマイズしたものです。

Q.サプリって、みんな飲んでるの?

小野寺さん・パツワルドさん:飲んでます!

赤埴さん:オーガニックにこだわるようになってからは、飲むのをやめました。そのかわり、今は菌活しています! キムチや納豆などの発酵食品を積極的に摂るようにしてるんです。自家製ヨーグルトを作ったり、酵素ジュース“cobon”を飲んだりしています。“cobon”を朝一で飲むようになったら、6kgも痩せて肌の調子もよくなりました。

Q.小顔に見せたい!

パツワルドさん:昔は影を作るシェーディングで小顔見せしていましたが、今はハイライトで高い部分を強調して立体感を出すのがおすすめです。


みなさん、お悩みは解消しましたか? 三者三様の回答は興味深かったはず。日焼けを気にする人と気にしない人、サプリを飲む人と飲まない人。それぞれの考えのもと、自分に合った納得のいく解決策を見つけていくことが大事なようですね。

(伊藤康江)