善戦した羽生結弦

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 今年で4回目のフィギアスケート「国別対抗戦」が、4月18日に幕を閉じた。結果は米国が2連覇を達成。日本は、羽生結弦がSP、フリーともに1位となるなど健闘したが、2大会連続の銅メダルに終わった。

「視聴率も振るわなかったみたいで、ネット上では激しい羽生叩きも見られました。しかし、それはいつものこと。高橋大輔のファンと羽生のファンが陰湿なバトルを繰り広げているのは有名ですが、今回のバッシングも“また高橋大輔のファンが暴れてる”とネット上の一般人は半ば呆れているようです」(スポーツライター)

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一部の高橋ファンが暴走

 4月21日発売の週刊女性も『高橋大輔引退で期待される 確執の終わり』と題して、男子フィギア界の2大スターの間に横たわっていた深い溝について報じている。タイトルだけ見ると、2人がこれまで犬猿の仲だったように思えるが、そうじゃない。

 簡単に記事の要点をまとめると、熱狂的な羽生ファンと高橋ファンによる陰湿なまでの中傷合戦も、高橋引退によって少しは落ち着くのではないか、というもの。

 それにしても、ファン同士の中傷合戦は異様なものがある。

「激しいバトルといっても、圧倒的に攻撃的なのは通称デーオタと呼ばれる一部の熱狂的な高橋ファンです。これまでもさまざまなトラブルを巻き起こしてきました。試合の会場でも、高橋の演技のときは大騒ぎして応援するが、羽生など他の選手の演技のときは、どんなにいい演技を見せても無視するか、ブーイングを浴びせかける。実際、記者の間でも、高橋ファンの傍若無人な態度に怒りが渦巻いていました」(スポーツ紙記者)

 しかし、本人たちはいたって紳士的であり、記者の評判も上々だという。心無い一部ファンたちのせいで、本人たちのイメージまで下がっては、それはもうファンとはいえない。

(取材・文/小林靖樹)

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