今春卒業予定の大学生の就職内定率がリーマン・ショック前の水準まで回復したことが分かった。厚生労働省と文部科学省が就職内定状況等を共同で調査し、2月1日現在の状況を取りまとめた。両省の発表によると、大学の就職内定率は86.7%で、前年同期を3.8ポイント上回った。2月1日現在の内定率としては4年連続の改善となった。2月1日現在の内定率が85%を上回ったのは2009年3月卒(86.3%)以来。リーマン・ショック後の雇用環