イラクとシリアで反米・反イスラムシーア派闘争を続ける「イスラム国」への警戒感が日増しに高まっている。人質となった2人の日本人の安否は未だわからず、日本国内はいまだ緊張に包まれたままだが、ここ数日の過熱報道や昨年末からの関連書籍の相次ぐ発売もあって、少しずつだが「イスラム国」の実像がわかり始めてきた感がある。これまでに出た情報をもとに彼らを特徴づけるとすると・「アルカイダ」など多くのイスラム