経済同友会が四半期ごとに経営者を対象に実施している景気定点観測アンケート調査結果によると、製造業の雇用過剰感が緩和されつつあることが分かった。6月の調査結果によると、雇用人員が「過剰」と回答した経営者の割合から「不足」と回答した経営者の割合を差し引いた値は4四半期連続でマイナスとなった。人員不足の状況はリーマン・ショック直前に近い水準となっている。これまで雇用過剰感が強かった製造業では、「過剰