厚生労働省が発表した5月の毎月勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)によると、製造業の残業時間が10カ月連続で減少したことが分かった。5月の製造業の残業などの1人当たりの所定外労働時間は前年同月比1.4%減の13.7時間で、10カ月連続の減少となった。産業全体の所定外労働時間は、前年同月と同水準の10.2時間。一方、5月の1人当たりの現金給与総額は26万7567円で前年同月と同じ水準だった。現金給与総額のうち、所