企業における正社員の不足感が8期連続で高まっていることなどが、厚生労働省が10日発表した5月の労働経済動向調査で分かった。5月1日現在、正社員等の労働者過不足判断D.I.(「不足」と回答した事業所の割合から「過剰」と回答した事業所の割合を差し引いた値)は10ポイントとなり、8期連続の不足となった。産業別で最も不足感が高まっているのは「医療、福祉」(31ポイント)だった。次いで「運輸業、郵便業」(28ポイン