2029年までに最低賃金を1500円に上げるのは、データを見ると「余裕で可能」だといいます。どういうことか、解説してもらいました(撮影:尾形文繁)オックスフォード大学で日本学を専攻、ゴールドマン・サックスで日本経済の「伝説のアナリスト」として名をはせたデービッド・アトキンソン氏。退職後も日本経済の研究を続け、日本を救う数々の提言を行ってきた彼の著書『給料の上げ方――日本人みんなで豊かになる』では、日本人の