今や初代シビック タイプR(EK9)の程度のいいタマを安く買おう、などというのは幻想。むしろ、そこそこの状態のものを手に入れて、しっかりとリフレッシュないしはレストアに近い作業を施して乗るのが前提というのが昨今のEK9事情である。EK9が旧車の仲間入りを果たしてから随分時間が経った。気が付けば、街で“活きの良い”EK9に出くわす機会もめっきり減り、偶然にも出くわそうものならば、その姿を視界から消えるまで目で追い