中国人民解放軍の相次ぐ行動により、日本の安全保障体制が大きく揺らいでいる。8月26日、情報収集機「Y9」による日本の領空侵犯が発生。中国軍機による領空侵犯は初めてで、中国側は偶発的との立場を主張したが、そのわずか5日後には中国海軍の測量艦1隻が鹿児島沖の日本領海に侵入している。連続して起きた中国軍の海空による日本への挑発的な行為は意図的と言わざるを得ない。【相馬勝/ジャーナリスト】***【写真を見る】