日本の「セキュリティ自給率」は、アメリカや韓国などほかの先進国に比べるとかなり低い水準にあると考えられる(写真:: metamorworks / PIXTA)「日本のセキュリティ自給率が低い」と指摘するのはNICT(情報通信研究機構)サイバーセキュリティ研究所の井上大介氏だ。「セキュリティ自給率」とは、日本で使われているサイバーセキュリティ製品・サービスのうちの国産の割合のこと。同氏は「いわば自分自身の身体測定・健康診断が