■勝っても負けてもファイトマネーは3万円YouTubeなどで格闘技系のコンテンツはとても人気がある。腕自慢の素人が「夢をつかむために、プロになりたい」と宣言するのも恒例だ。しかし、ほとんどの「プロ格闘家」の懐事情は厳しい。本稿では、筆者の友人で、日本ランキング2位の実績をもつ、プロキックボクサーの児嶋真人氏の例を紹介したい。児嶋氏は、キックボクシング団体JAPAN KICKBOXING INNOVATION(以下INNOVATION)でプロデ