年明け以降、日本株上昇が止まらない。日経平均株価がついに3万5000円の大台を突破した。2024年1月15日、東京株式市場では6営業日続伸、3万5901円79銭で引け、年初からの上げ幅は2700円を超えた。昨年(2023年)末に「3万5000円」を予想していた株式専門家がいる。ニッセイ基礎研究所主席研究員の井出真吾さんだ。いったい何が起こっているのか。バブル絶頂期の史上最高値3万8915円(1989年12月)を超えられるか。そして、落し穴は