大野豊氏は1988年に最優秀防御率…槙原寛己との投げ合いに燃えた1点取られたら負けのつもりで投げた。元広島投手の大野豊氏(広島OB会長、野球評論家)はプロ12年目の1988年、最優秀防御率(1.70)のタイトルと沢村賞を受賞した。「1点台の防御率は自分を褒めてあげたい数字でした。沢村賞は人から認められていただける賞。選んでいただいて本当に感謝しています」。成績アップの裏には8歳年下の好敵手の存在もあった。この年の