関西の大学リーグで「二部だけど、圧倒的な強さで春のリーグ戦を勝ち上がったチームがある」と教えてくれたのは、ある関西担当のスカウトだった。そのリーグとは近畿学生野球リーグ。一部リーグは、奈良学園大がトップを務める時期が長く続いたが、近年は阪南大や大阪公立大、国立の和歌山大などが台頭してきて、けっこうな"戦国リーグ"となっている。春のリーグ戦で4勝0敗、防御率0.20と圧巻の成績を残した神戸医療未来大の