ヤクルト、巨人、阪神の3球団で4番を打った唯一の選手である広澤克実氏は、通算19年の現役生活で1736安打、306本塁打を放った。現役引退後は阪神の打撃コーチを務めるなど、引退後も多くの投手に触れてきた。広澤氏曰く「どうしても打者が攻略できないボールは魔球である」。1985年のプロ入り以来、40年近くプロの球を見続けてきた広澤氏に「魔球」を投じた10人の投手を挙げてもらった。わかっていても打てないと称された藤川球