咸鏡南道(ハムギョンナムド)端川(タンチョン)市の検徳(コムドク)鉱山は、北朝鮮最大の亜鉛の産地として知られる。年間生産量は1100万トン、従業員の数は7000人に達する。昨年9月の台風では坑道全てが浸水し、多大なる被害を受け、復旧作業が続けられている。新年を迎え、地域住民には食糧配給が行われたが、満足の行く量ではないようだ。現地のデイリーNK内部情報筋によると、当局は、新年を迎えて地区の住民に10日分の穀物