中国の、北朝鮮と国境を接する地域には、同国から派遣される安い労働力を使った労働集約型の工場が多数存在する。その代表格と言える地域が遼寧省の丹東で、市内には数多くのアパレル工場がある。国連安全保障理事会は2017年の制裁決議で、国連加盟国に対し、自国内にいる北朝鮮の労働者を2019年末までに出国させることを義務付けた。それにより、このようなビジネスモデルは終焉を迎えたはずだが、様々な形で制裁を逃れ、未だに続